ファイバーPOG

ペーパーオーナーゲーム(競馬)を開催します。ファイバーPOG開催予定

真田丸49

「前夜」

大阪城内では、和平派と主戦派の対立が激しさを増す。その中で、信繁は打倒徳川の策を巡らす。最終決戦は刻々と近づいていた




これより、大阪へ行ってまいる

そのような御体で、殿が行かれてどうなされます

源次郎を説き伏せてくる。あれは死ぬ気だ。すぐに支度を整えてくれ

かしこまりました

死ぬなどとはどこにも書いておられませぬ

…わしにはわかるのだ。あれは死ぬ気で敵の本陣に突っ込み、大御所様の首をとるつもりだ

行かせてあげてください。旦那様に、悔いなき生き方をしていただくのが、わたくしたちの務め

わかっておる!!

御無礼致しました

…されど、敵の大将に会うとなると、内通を疑われても仕方ありませぬ。下手をすれば打ち首。真田の御家をつぶすことにもなりかねませぬ

十分気を付ける

道中は、真田の者であることはお隠しくださいますよう、家紋がついているものは一切身につけぬこと

承知した

そして……。必ず…生きて帰ってくださいませ

…わかった




真田のものとわかるものは、持たせてはならぬときつーく言われましたが、このくらいなら大丈夫ですよね?

いささか、多すぎるかと

源次郎に食べさせてやりたいのっ

必ず届けます

いずれまた、兄弟3人でお茶でも飲みながら昔話に華を咲かせましょう。大丈夫、きっとそんな日が来ます

そうなることを願っております

松が言うのだから間違いありません

たまに姉上が、婆様と重なるときがあります
はい?

ふ、ふふふ。何でもありません




あとは頼んだ

大願成就の御守りでございます

これは?

銭、六文。道中、御無事で…ゴホゴホ

大丈夫か




父上もよう御決心なされたな

左様でございますな

牢人たちは出ていくどころか、日に日に増えているときく。今が攻め時だ

実は殿…

旦那様。殿、今度こそ、豊臣の者たちに一泡ふかせてやってください

敵も、あの城ではどうすることもできまい

千が危ない目にあうことはございませんね?御約束くださいませ

そうならぬよう、祈っておれ

勝てます!きっと勝てる

わかっておる




こうなった以上、まずは大阪を出て京を抑える。そして伏見を本陣として、近江セタにて、進軍してくる徳川勢を迎え撃つ。足並みが揃わぬうちに、攻め崩し、その乱れに乗じてあわよくば一気に家康の首をとる

ようし!!

秀頼公はどうされるのです

伏見城にて御采配を

ありえぬ!

右大臣秀頼公が出陣されることで、全軍の士気は大いに高まります

あぶのうございます

それでわが軍勢が喜ぶなら、伏見まで行ってもかまわぬ

総大将はみだりに動かぬものです

お局様はどうせよと仰せか

あくまでも!敵を迎え撃つのは大阪城

ヨウガイが出来上がっていれば、有り得たかもしれませぬ。それも間に合わぬ今、この城に執着するは、愚策にござる

それを何とか勝ちにもっていくのが、そなたの努めではないのか!



…じゃあそろそろ。俺たちの策を聞いてもらえるか

昨夜俺たちで考えた。敵は大軍、必ず広い南側から攻めてくる。これに対し、われらは、天王寺に兵を進め、この一帯を固めて迎え撃つ

敵は城に一歩も近づけないって寸法だ

ようし!!

秀頼公は

城で高みの御見物を

素晴らしい

南は良いとして、敵が東から来たらどうする

下手をすると、背後をつかれます

ううん…

平野川の堤をあちこちできっておこう。さすればこの辺りは沼地同然。東から城に近づくことができない

みな納得の顔

殿

首肯く

では直ちに支度にかかってくれっ

おお!




お前さ、前にも似たような策立ててたよな

そうだったか?

ここにきて、最初の軍議のときに。真田の知恵も底をついたか

面目ない

陣割を致します。お集まりください

腕がなるのう

抜け駆けはなしだぞ!






全ては、豊臣家の御為

存じておりまする

茶々様と秀頼公を御守りするのが、わたくしの役目。言葉がきついのは性分です

つまりわれらは同じ方を向いているということ

ただし、牢人は大嫌いじゃっ




伊達、上杉、前田、黒田ら。諸大名こぞってこちらへ向かっております。総勢30万

今度こそ、大阪城を落としましょう

落とせるか、サドノカミ

…(寝ている?)

父上、父上

ああいや、そっとしておけ

全軍が揃うたら、すぐに総攻めを

まあ、そう焦るな。正純、最後にもう一度大阪城の秀頼に文を送れ。今すぐ‼牢人を追放し、城を出れば兵を引くと

父上。無駄でございます



秀頼がいれば、牢人は今後も増え続けます。もはや秀頼を亡き者にせぬ限り、この戦、終わりません



豊臣の血は!この戦で絶ちきるのです!父上は甘すぎる!!

チラ(起きていたのか起きたのか)

恐ろしい男に育ったのう




家康は、大和の郡山城に移れば兵を引くと言うてきた。ただし、牢人は連れていくなということじゃ

いかがなされますか

…徳川とは、これにて手切れと致す。よいな、サエモンノスケ

御意のままに




豊臣の家も、天下一の名城と謳われた大阪城も。これをもって終わりだの




信吉も信政も、鎧姿が様になってきたではないか

ありがとうございます

これよりは、イズノカミ様が采配を?

わしは江戸にいることになっておる。真田の総大将は信吉だ

では、父上は何ゆえに

源次郎と話がしたい。会う手立てはないか

…実は、信尹様がこちらに向かっておられるのです

叔父上が?

大御所様の命により、もう一度源次郎殿に会いに行くそうで




わしは大名になる。なってみせる

4月29日、大野治房勢と、徳川方の浅野勢が衝突。大阪夏の陣がここに始まった

かかれ!!

銃弾に倒れるダンエモン




教を唱える明石

おかみさま

もうまいりましょう

…いずれはみなも、この男の横に並ぶのですか?

一同 …

チラ

いい加減にしてください、おかみさまにウロウロされると士気が下がります。失礼します




家康の本軍、奈良イコマジを通って生駒山を通って まず。ここで食い止める。道明寺

俺が行こう

明石殿、後藤殿をお助け願いたい

承知

後詰めとして私と毛利殿

できるだけゆっくり来てくれ。それまでに片付けておくからよ

ふふふ

長宗我部殿には、この八尾若江を抑え、東高野街道から来る秀忠の軍を食い止めていただく

あいわかった

木村殿はそれを支える

かしこまりました

それでは、各々。ぬかりなく

おう




5月1日、後藤又兵衛と明石テルズミは平野へ兵を進めた

道明寺というのは

ここでございます

あぁ。後藤殿をがそこへ入った。わしが大和路を進むと読んだようだ。ならば…わしは秀忠。お主と共にこちらを使おう。大和路はそうだのう。伊達にでも任せるか

すぐに手配を